NSDでは、お客様に満足頂ける品質を提供するため、
次の取組みを継続して進めています。
品質マネジメントを担当する専門部署として品質サポート部、
プロセス改善・各種研修を担当する専門部署として技術サポート部を設置しています。
NSDでは、品質ガイドラインにもとづき、プロジェクトの見積から納品まで、各フェーズ・各工程の品質評価・品質向上を行っています。一定規模以上のプロジェクトには、品質サポート部メンバーが専任担当となり、開発主管部と一緒に品質保証活動を進めます。
NSDでは、プロセス改善の一環として、NSD標準プロセスを整備し、社内展開を行っています。
標準プロセスの利用により、開発現場での作業手順・テンプレートの共通化を進めます。
・ | 社内承認済の手順書・テンプレートを使用することにより、作業・作業成果物の品質向上・生産性向上を図ること |
・ | 作業の属人性低減により、一定水準の作業実施を可能にすること |
NSDは、改善モデルとしてCMMIを採用しています。 CMMIは、ソフトウエア開発プロセスを改善するためのフレームワークとして、 カーネギーメロン大学、ソフトウエア工学研究所で開発されたモデルです。 CMMIの理論に、NSDとしての経験・実績を加味して、NSD標準プロセスを 作成しています。
[テーラリング]
NSDのプロジェクトは、NSD標準プロセスの使用を基本としています。
但し、各プロジェクトの特性にあわせてテーラリング(*)を行うことにより、
開発現場での活用を進めています。
(*)テーラリングとは
プロジェクトが、基本となる標準プロセスの手直しをして、個々の状況・
顧客改善要望などにあわせてプロジェクトのルールを作成すること
NSD標準プロセスは、「組織としての手順書」と「プロジェクトで使用する テンプレート」で構成しています。 NSD標準プロセスの基本となる手順書が「プロジェクト実施手順書」です。
NSDでは、年次別の基礎研修に加えて、PM育成を主体とした研修、スキルアップを目指した研修を用意して、人材育成を図っています。これらを通じて品質及び生産性をさらに向上させることにより、お客様に貢献できるよう考えています。
特にプロジェクトマネジメントに重点を置いた人材育成を積極的に進めています。Project Management Professional(PMP)®取得を奨励し、社員の1割以上が資格を取得しています。
また、米国The Project Management Institute(PMI)®に「認定トレーニングパートナー(ATP : Authorized Training Partner)」として承認されています。
・年次研修(人事部と共同開催)
年次別・役割別にプロジェクトマネジメント基礎を習得する。
・選択研修
社員のポジションに応じて必要とされるマネジメントスキルを習得する。
(*)PMI(Project Management Institute)、PMP(Project Management Professional)は、米国PMIの登録商標です。
NSDは、ソフトウェア開発能力を測る世界的基準の一つとして知られているCMMIの評定を受けています。詳細については「各種認証・事業登録」をご参照ください。
NSDでは「品質マネジメント」、「標準プロセス展開によるプロセス改善」、「各種研修による人材育成」においてPDCAの実践を絶え間なく行い、常に品質と生産性の向上を目指していきます。
NSDではプロジェクトの成功要素をQCD+CEの5つの要素の達成で定義しています。
具体的には
Q: | Quality: お客様の要求する品質を確保する |
C: | Cost: 目標の生産性を達成する |
D: | Delivery: お客様への納期のみならず各工程の終了も守る |
C: | Customer's Satisfaction: お客様満足度を得る |
E: | Employee’s Satisfaction: メンバースキルアップ、成長を得る |
の5つです。
これを実現するために、以下を実践しています。
プロジェクト計画時: | QCD+CEの各観点で目標を立てる |
プロジェクト実行時: | マイルストーンレビューにおいて状況確認を行う |
プロジェクト終結時: | KPT法により振り返りを行い目標達成の評価を行う |