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株主の皆様へ

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 2021年3月期における我が国経済につきましては、長引く新型コロナウイルス感染症の影響から、個人消費・企業収益の低迷や雇用情勢の悪化が続き、景気は依然として厳しい状況が続きました。足下では、国内でもワクチン接種が進展しだし、新型コロナウイルス感染症の収束に向けた期待から景気が回復していくことも予想されますが、変異ウイルスによる感染が拡大しており、収束の兆しはみえていません。
 情報サービス産業におきましては、競争力強化等を目的とするDX(デジタルトランスフォーメーション)関連のニーズは底堅く推移しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による事業活動への制約等から厳しい事業環境が続きました。また、感染拡大によるシステム構築案件の進捗の遅れや、業績悪化に伴うIT投資の縮小・延期が一部でみられるなど、先行き不透明な状況が続きました。

 このような中、当社グループは社員の健康と安全を確保しつつ生産性を維持するため、テレワークやウェブ会議等を積極的に活用し、顧客先対応業務を含む事業活動の継続・拡大に注力しました。併せて、中期経営計画(2019年3月期~2021年3月期)において、AI等の新技術を活用したシステム開発事業とソリューション事業を、当社グループの持続的成長のための注力事業(新コア事業)と位置付け、これらの事業の強化に取り組みました。
 また、感染が拡大する中、社員をはじめとするステークホルダーの健康・安全を確保することが最重要課題と認識し、テレワーク環境の整備・強化、時差出勤の徹底、サテライトオフィスの設置(首都圏4ヵ所)、PCR検査キットの社員等への配布等、様々な感染防止対策を実施しました。併せて、感染の拡大状況に応じた役職員の行動基準を設定し、出社頻度や対面営業・出張を制限すること等を通じて、感染防止を徹底しております。

 2021年3月期の業績につきましては、コロナ禍における対面営業の制限等から、厳しい事業環境が続きましたが、売上高は、主力のシステム開発事業において、既存のお客様を中心にテレワークやウェブ会議等を積極的に活用し、お客様のニーズを受注に結びつけることができた結果、前期比1.7%増収の66,184百万円となりました。
 営業利益につきましては、増収に伴う増益やコロナ禍での活動自粛に伴う販売管理費の減少等から、前期比3.1%増益の9,842百万円となり、経常利益は3.0%増益の9,955百万円となりました。特別損失に、賃貸不動産の売却等に伴う減損損失275百万円、及びテレワーク環境の整備費用等の新型コロナウイルス感染症関連損失159百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比0.9%増益の6,373百万円となりました。
 また、2021年3月期が最終年度となった中期経営計画につきましては、売上高等の規模に関する目標は未達となりましたが、3年間で営業利益は26.2%(年平均8.1%)成長したほか、最終年度の営業利益率は14.9%、ROEは13.7%と目標を大きく上回る実績となるなど、収益力強化・収益性向上については着実に進みました。

 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題と位置づけ、総還元性向70%以上を基本方針とし、配当及び自己株式の取得を積極的に実施しております。
 2021年3月期の1株当たり配当金につきましては、業績など総合的に検討しました結果、株主の皆様の日頃のご支援にお応えすべく、取締役会決議により期末配当金を前期末の32円から10円増配し、年間42円とさせていただきました。

 株主の皆様におかれましては、引き続き、当社へのご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2021年6月

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