株式会社NSD

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株主の皆様へ

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 2020年3月期における我が国経済につきましては、当初、景気はゆるやかな回復基調で推移しておりましたが、第3四半期以降は米中貿易摩擦や消費増税等の影響から減速し、第4四半期には新型コロナウイルスの感染拡大の影響も加わり大きく減退しました。
 情報サービス産業におきましては、先端技術の普及やデジタルトランスフォーメーションへの取り組みの高まりなどを背景に、企業の競争力強化・生産性向上に向けた戦略的IT投資へのニーズは強く、受注環境は良好に推移しました。

 このような中、当社グループは、中期経営計画において注力する領域を「新コア事業」と定義し、今後拡大が見込まれる新技術領域の事業強化に取り組むとともに、収益基盤拡充に向けソリューション事業の強化に取り組んでおります。

 2020年3月期におきましては、株式会社NSD先端技術研究所を新設し、お客様と協働で先端技術に関する調査研究や実践的なソリューションの創出を進めるとともに、先端技術推進本部を先端技術事業部へ再編し、研究所が創出したアイデアの実用化や先端技術を活用したソリューションの開発を進めております。
 また、データビジョン事業部を新設し、膨大なデータの管理・活用に関するコンサルティングや仮想化設計等のサービスを提供するほか、レノボグループとの協業により、データマネジメントサービスを開始しました。

 ソリューション事業につきましては、ヘルスケア事業が開発フェーズから拡販フェーズに入ったことを踏まえ、ヘルスケア事業部として体制を強化し、糖尿病や高血圧等の慢性病予防に対するソリューションについて、中国をはじめ、海外での展開にも注力しました。

 また、アクセンチュアとマイクロソフトの戦略的合弁会社であるアバナード株式会社と、Microsoft 365、Dynamics 365、Azure 等のソリューションの提供力強化を目的に業務提携を行い、当社は製品の導入から周辺システムとの連携までお客様のニーズに合せたサービスの提供を開始しました。

 2020年3月期の業績につきましては、売上高は、主力のシステム開発事業の受注が順調に進んだほか、ソリューション事業においても受注が大きく伸長した結果、前期比5.7%増収の650億円となりました。なお、新型コロナウイルスの感染拡大が顕在化した2月には、当期に売上計上される案件の大半が受注されていたこともあり、新型コロナウイルスの業績への影響は限定的でした。
 営業利益及び経常利益は、増収による利益の増加や販売管理費の削減等により、それぞれ前期比12.4%増益の95億円、10.3%増益の96億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、創立50周年記念行事費用や不動産賃貸事業撤退に伴う不動産売却関連の損益等を特別損益に計上した結果、前期比8.5%増益の63億円となりました。
 中期経営計画の業績目標に対しては、売上高は若干の未達となりましたが、営業利益、経常利益、及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、いずれも目標を上回る実績となりました。また、注力領域である新コア事業の売上高につきましても目標を上回る実績となりました。

 2020年3月期の配当につきましては、創立50周年を迎えたことを踏まえ、連結配当性向50%以上かつ総額で50千万円増額とする方針とした結果、第2四半期末配当(記念配当)として1株当たり14円*、期末配当として32円、合計で前期比16円*増配となる46円*とさせていただきました。
*:2020年1月1日付の株式分割後の株数で換算

 株主の皆様におかれましては、引き続き、当社へのご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2020年6月25日

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