ITを活用した社会イノベーション
基本的な考え方
NSDは、自社のサステナビリティの課題のみならず、お客様のサステナビリティ課題をはじめとする社会課題をITの力で解決していくことが、IT企業としての使命であると考えています。これまで培ってきた広範なノウハウを活用し、さまざまな社会課題をITソリューションの創造・提供を通じて解決してまいります。
ITを活用した社会イノベーションへの取り組み
近年、AIやIoT等の新技術の普及により、ビッグデータの利活用や事業のデジタル化が進展し、ITは業務の効率化にとどまらず、新たな事業の創出までを担っています。
このような中、NSDは、お客様のシステムの開発において新技術を駆使し、DX化を通じて、お客様の様々な課題の解決を支援しています。
また、多くのお客様に共通する課題については、ソリューション・プロダクトの開発・提供を通じて、次のようなデジタル化をキーとして、お客様の課題解決に取り組んでいます。
工場・倉庫等の作業現場のデジタル化
■Tracking Navi(トラッキングナビ)
工場・倉庫等の作業現場において、経験や勘に頼ることなく業務効率化を図るためには、作業者の動線分析のための正確で偏りのないデータや、データを把握するためのビジュアル化、作業現場の状況を共有するためのデジタル化された仕組み等が必要です。
NSDは、自律航法の技術を用いて、作業者の位置情報データを見える化することで、作業現場の混雑解消や歩行距離の短縮化、安全性確保のためのレイアウト作成に貢献する分析ツールを提供しています。これにより、作業効率や労働者の安全性を飛躍的に向上させることが可能となります。
健康管理のデジタル化
■CAReNA(カレナ)
健康経営が求められるなか、健康経営施策を周知し定着させるには、企業による積極的な働きかけと、社員による能動的な実践が不可欠です。また、在宅勤務が普及するなか、勤務場所や勤務時間に拘束されない新たな健康管理の在り方が求められています。
NSDは、1つのスマートフォンアプリで、健康施策に関する情報配信から、体重・血圧・血糖値・歩数等のバイタルデータ登録、健康チェックアンケート等を実行できるソリューションを提供しています。企業と従業員が相互にコミュニケーションをとれるプラットフォームとしても活用できます。
学校教育のデジタル化
■まなBOX(まなぼっくす)
IT人材の育成に向けてプログラミング教育が必修科目となるなど、学校教育もデジタル化に向けて動き始めています。教育のIT化は、場所に制約されない教育の提供や、学習プロセスや学習成果物の記録・共有など、様々なメリットがあります。
NSDは、教科科目ごとの学習目的・学習プロセス・課題・学習成果物や、自己評価・教職員からの評価・他の生徒からの評価等を一元管理し、教職員・児童生徒・保護者間で情報共有が可能な学習ポートフォリオを提供しています。
なお、教育現場のデジタル化にいち早く着手し導入した学校では、コロナ禍においても休校することなく学校教育を継続することができました。