ダイバーシティ&インクルージョン

基本的な考え方

NSDは、「社員が最大の財産であることを認識し、社員一人ひとりの持つ無限の可能性を信じ、健全で働きやすい環境を提供し、夢と誇りを持てる働きがいのある会社」にしていくことを経営の基本方針に掲げています。
働きやすい環境の整備と維持に努め、性別、性的指向、年齢、学歴、人種、民族、国籍、思想、信条、身体的・知的・精神的障害等に関係なく、多様な人財が働きがいをもって活躍できる職場づくりを推進しています。

女性の活躍推進

女性活躍推進に向けた取り組み

NSDは、女性活躍推進に向けて、2025年度の正社員における女性比率を23%以上、2030年度の管理職における女性比率を10%以上という目標を定めています。新卒採用者の50%以上を女性とするという方針のもと採用活動に取り組み、管理職をはじめとする中核人財における女性比率の向上を目指しています。
新卒採用における取り組みの一環として、女子学生が入社後のキャリアをイメージできるよう、複数の年代・多様なキャリアの女性社員とのコミュニケーション機会を設けています。また、ホームページに女性エンジニアや管理職の紹介ページ等を設け、女性目線での情報発信の充実に努めています。

女性比率
2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
社員(3月31日)17.0%17.6%18.7%19.3%19.6%
管理職(3月31日)3.5%3.5%4.7%5.4%6.2%
2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度
新卒採用者(4月1日入社)30.9%37.2%35.7%32.3%46.7%

多様な人財が活躍できる職場づくり

労働力の多様性、機会均等への取り組み

NSDは、育児、介護、治療と就業の両立支援に向けて、積み立て休暇制度、復職面談等制度面の拡充を図るとともに、ワークライフバランスに関するトップメッセージの発信や啓発冊子の配布、説明会の実施等、制度を活用しやすい社内風土の醸成に積極的に努めています。
なかでも、男性育児休業取得率50%以上(2025年度)の達成に向けて、男性社員向け育児支援制度セミナーを実施し、これらを奨励しています。
また、D&I研修の実施、LGBTQに関する啓発冊子の配布やeラーニングを通じて、社員の多様性を尊重し相互理解を推進しています。

D&I研修

NSDは、差別のない職場づくりに向けて、D&I研修を実施しています。
2022年度は、部室長を対象に「当社のESGマテリアリティと取組状況」、「D&Iに関する情報提供」、「組織運営に影響のある各自のアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)の認識と対処」というテーマのD&I研修を実施しました。
引き続き、多様性の受入・相互尊重できる文化の社内浸透を目指し、研修や施策の充実を図っていきます。

人権への取り組み

NSDは、国連「国際人権章典」、および国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則および権利に関するILO宣言」等が定める人権に関する国際規範を支持しており、法令等を遵守したうえで、労働者の団結権、団体交渉、団体行動を行う労働者の労働基本権を尊重しています。
当社は、職場およびそれ以外の場所において、いかなるときにも人権侵害となる行動や発言をせず、また、性別、性的指向、年齢、学歴、人種、民族、国籍、思想、信条、身体的・知的・精神的障害などによる差別を行いません。また、いかなる場合も、強制労働や児童労働を認めません。サプライチェーン全体を通じて人権に配慮した調達に取り組むために、「サステナビリティ調達ガイドライン」を定め、ビジナスパートナーに対し理解と実践を求めています。